精米事業

精米事業
 
山陰で唯一のBG精米製法による無洗米加工を行っております。BG精米製法とは、普通の精米では取れない肌ヌカを、粘着力の強い肌ヌカの性質を利用し、製造工程で何も加えず無洗米にする安全・安心の環境にやさしい製法です。業務用などの委託加工から、一般のご家庭用に個別加工(※1)も行っております。
(※1)玄米3袋(90㎏)からのご利用になります。

やすぎ精米センターは、おかげさまで20周年を迎えることができました。平成29年度には健康志向のお米として注目されている【金芽米】の製造を開始予定です。今後も今まで以上に利用者の皆様に安心してご利用いただけるよう努めてまいります。



無洗米とは

今までとぎ洗いして取っていた肌ヌカを、あらかじめ工場で取り除いたお米のこと。

普通のお米(精白米)は、玄米から胚芽と糠(ヌカ)を取り除いていますが、表面にはまだ粘着性のある肌ヌカが残っています。無洗米はその肌ヌカをあらかじめ工場で取り除いているので、とがなくてもよいのです。
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※「肌ヌカ」とは・・・精白米の表面に残っている粘着性の強いヌカ。水に溶けるととぎ汁になる。



無洗米の製法について

無洗米にはいろいろな製法がありますが、BG精米製法の場合は製造工程で何も加えていません。

無洗米加工(肌ヌカの除去方法)のいろいろ

BG精米製法(ヌカ式):肌ヌカの粘着力を利用して、はがし取る
・NTWP(タピオカ式):米に少量の水を加え、タピオカに付着させて取り除く
・水洗い式:水で洗い落とし、短時間に乾燥させる
・その他(ブラシ式など):ブラシや不織布などを用いて、取り除く

BG精米製法について

「ブラン(Bran)=ヌカ、グラインド(Grind)=削る」の頭文字。BG精米製法は、粘着力の強い肌ヌカの性質を利用し、無洗米にする製法です。

水はもちろん何かを添加することは一切無く、肌ヌカの粘着力だけを利用する製法なので、安全で安心。また、工場でも排水がまったく出ませんので、川や海を汚すことはありません。

BG精米製法の無洗米は「BG無洗米」と呼ばれ、市場でのシェア73%を占めています。生産量も年々増加しています。

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BG無洗米機のしくみ

何も加えず、肌ヌカの粘着力だけを利用して作られています。

BG無洗米機に入った精白米は、本体心臓部の円筒状の機械内部で、突起のついた回転軸により攪拌されます。この時、米を当てる圧力や回転速度などの条件を最適にすることで、粘着力のある肌ヌカは瞬時にステンレス壁に付着します。

この付着した肌ヌカに、他の米粒の肌ヌカが次々と付着していき、米から剥がされていきます。こうして徐々にBG無洗米になっていきます。

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BG無洗米の特長

経済的で環境のために良い・・・無洗米は様々な面で生活に貢献します

うまみ層が残っているので美味しい

「ブラン(Bran)=ヌカ、グラインド(Grind)=削る」の頭文字。BG精米製法は、粘着力の強い肌ヌカの性質を利用し、無洗米にする製法です。

お米の表面には「うまみ層」があります。手でとぎ洗いすると肌ヌカがきれいに取れない上に「うまみ層」は損なわれがちです。BG無洗米ならその心配もありません。

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家庭でも工場でもとぎ汁が出ないので、水を汚さない

img4-2台所からとぎ汁を出さないだけでなく、BG無洗米は製造時に水を使わないので、工場からもとぎ汁の排出がなく、下水処理にかかる膨大なエネルギーを節約できます。
 

手間いらずで、簡単便利

BG無洗米なら、お米をとがなくて済むので、誰でも簡単にご飯を炊くことができます。

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経済的で無駄が無く、水や時間も節約


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普通の精白米は5kg袋を購入しても約0.15kgの肌ヌカが付いているので、実際に食べられるのは、4.85kgとなります。BG無洗米なら、その分の肌ヌカをあらかじめ取り除いてあるので、5kg袋のお米すべてを食べることができるわけです。

3カップ(約450g)のお米をとぎ洗いするには、 約4.5リットルの水が必要です(全国無洗米協会 調べ)。

1日3カップ炊くとすると、年間で2リットルのペットボトル828本分。BG無洗米ならそれだけの節水ができるのです。
 

栄養は変わらず、水溶性ビタミンは2倍

無洗米は栄養が少ないのでは、と思われがちですが、お米の主成分である炭水化物やたんぱく質は、普通のお米とまったく変わりません。

※ただし、1日の所要量からすると、ごくわずかです。

栄養成分表

単位 BG無洗米 手洗いしたお米
たんぱく質 g/100g 5.1 4.9
脂質 g/100g 1 1
灰分 g/100g 0.2 0.2
炭水化物 g/100g 79.6 77.8
ビタミンB1 mg/100g 0.05 0.03
ナイアシン mg/100g 0.44 0.24

(財) 日本食品分析センター H13.7.17

 

肌ヌカは完全リサイクル

製造工程で取り除かれた肌ヌカは、すべて有機質肥料「米の精」として野菜や果物、また家畜の飼料にリサイクルされています。


komenosei-chara副産物「米の精」

加工時に取り除いた肌ヌカは、「米の精」という商品名で有機質肥料・飼料として活用されています。

米の精とは

BG無洗米加工時に取り除かれた肌ヌカを製品化したものです。

BG精米製法では、加工の際利用された肌ヌカを有効利用するために、回収した後、少量の水を加えて粒状にし、更に加熱処理、滅菌処理をして有機肥料としてリサイクル活用しています。その名も米を育て上げた物質との意味を込めて「米の精」と命名しました。

有機質100%の肥料で、稲や野菜に使われるほか、家畜の飼料など多岐にわたり使われております。

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肌ヌカは完全リサイクル


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製造工程で取り除かれた肌ヌカは、すべて有機質肥料「米の精」として野菜や果物、また家畜の飼料にリサイクルされています。
 

成分

成分として、チッソとリンがバランスよく含まれており、また、マグネシウムも豊富なので、作物の食味を良くし実成りも良くなると言われています。

「米の精」成分表
3要素
チッソ 2%
リン酸 5%
カリウム 2%
微量要素
マグネシウム 896mg/100g
たんぱく質 13.9%
糖質 49.1%
カルシウム 42mg/100g
8mg/100g
ビタミンB群 54mg/100g

 

効果が長持ち

化学肥料にくらべて「米の精」はゆっくり分解されるので、効果が長持ちします。

特に、成分の中でもチッソは単体ではなく、アミノ酸態、たんぱく態など、分子の大きな形で含まれており、化学肥料のように副成分の硫黄や塩素などは含まれていません。

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肥料による環境汚染の防止

『米の精』のチッソは化学肥料に比べて土壌中で有機態のまま作物に吸収されるものが多く、地下水汚染の原因となる無機態の含有量が少ないので、適量の使用なら地下水汚染の防止につながります。


BG無洗米のおいしい炊き方

炊き方は普通のお米と同じ。ただ、水加減だけには注意を!

BG精米製法について

BG無洗米は、衛生的な工程で作られているので、洗わずに炊いて全く問題ありません。炊き方も普通のお米と同じです。

ただ、肌ヌカがとれている分、1カップに入る米の量が多くなるので、水加減だけは以下のように!

無洗米を炊飯器用カップで計る時 → 水を5〜10%多く!

炊飯器の目盛りに、米1カップ当たり大さじ1〜2杯の水を加える。

無洗米を専用カップ(BGカップ)で計る時 → 今までの水加減と同じ!

炊飯器の目盛どおりの水でよい。img6

吸水は、普通の精白米と同じです。

BG無洗米も、夏は30分、冬は1時間ほど、水に浸したほうがおいしくなります。吸水工程が組み込まれているマイコン炊飯器でも、自然吸水をプラスしたほうがおいしく炊けます。


東洋ライス株式会社HP(http://www.toyo-rice.jp/)からの引用。